浅草岳~早坂尾根 山スキー 

2016年4月3日(日)はれ
kazu、ikuko
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浅草岳の山頂が近づいてきた。手前の前岳をトラバースしている所。かねてより春スキーに行きたいと願いながら果たせないで来た。以前は5月でも充分楽しめたようだが、温暖化が影響するのか、だんだんとその時期が早くなってきた。5月と思い込んでいた若い頃を思い出し、思わず落涙しそうになってあわてた。体力の低下に伴って、限界も見えてきたので尚一層だったのかもしれない。真冬にラッセルで敗退した若い時もあった。秋にも訪ねたことがある。だから、スキーで来られた喜びはひとしおだった。
 天気予報はあまりよくはなかったが、きょうはそれを跳ね返すような好天に恵まれた。ちょうど、地元の観光協会主催のスキーツアーがあり、30数名の人たちで賑わっていた。ガイドさんには部外者の私たちにも、山のこと等教えてもらい、嬉しかった。何より垂涎ものの展望山域のことがわかり、感慨深かった。また、この浅草山域は昔は熊捕りが行われ、それにちなんだ沢の名前がついているという興味深い話を聞いた。この日はNHK新潟の60周年記念とかで、カメラマンと共に取材が入っていたようだった。ツアーがあるのはわかっていたが、守門大岳とどちらの日程にするかは天気予報の関係で決めた。でも、思ったよりいい出会いになって良かった。
 コースは、緩斜面の早坂尾根より往復の方が滑りがいがあるので当初はそのつもりだったが、私が早坂尾根に行きたいことをkazuさんが優先してくれた。自分たちだけの静かな素晴らしい滑走ができたが、後半の林道歩きの長さには、ほとほと疲れた。

【4/2】道の駅「いりひろせ」車中泊
【4/3】「大自然館」近く路駐6:25-ヤヂマナ沢左岸の尾根ー嘉平与ボッチのトラバース10:55-浅草岳11:40~12:40-早坂尾根ーコーヒータイム13:40~55-右沢沿い林道14:30-駐車場15:30
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   除雪地点の旧ホテル「大自然館」から雪上に上がり板をつける~ツアー客と一緒になった~

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2時間ほど歩いたあたり~ガイドさんが向かって右が守門黒姫と教えてくれた~奥にはきのう歩いた守門大岳も袴岳の奥に白く見えた~

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          足元を見ると~翼をつけたような実?が落ちていた~調べたがよくわからない~

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雪割れの道から遥か彼方に嘉平与ボッチの三角が見えた~遠い・・ツアー客の女性に雪割れのことで声をかけられた~なんだかうれしい~

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南側斜面にシュプールがついている~どこでも滑る人がいるもんだ~ガイドさんは登りとは違う尾根を滑走するようなことを言っていて、別の場所でNHK取材班は谷筋に降りて「ここならいい絵が撮れそう・・」と話していた~

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     一つ覚えのコブシだろうか~さすがに蕾はまだまだ開きそうにないがその産毛が美しい~

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ブナの実がたくさん落ちている~後で調べたら、毎年多いとは限らないらしい~それもブナが判断するようだ・・興味深い~

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H1150m付近からは今回下降する早坂尾根が白く光って見える~手前斜面も雪が多ければ楽しそうな斜面だ~

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          H1200m付近~すっきりと守門方面が見える~

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          越後駒ヶ岳の隣に中ノ岳がはっきりと見えた~懐かしいなぁ~

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          嘉平与ボッチが大きくなってきた~

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          美しい肌の斜面だ~柔らかくておいしそう~右奥には八海山~

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          鬼が面方面が見えてきた~

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          越後三山も入れて、たまにはね・・パチリ~

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          早坂尾根がはっきりと見えてきた~

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ツアー団体は、嘉平与ボッチのトラバースルートは雪が弱いため、板を外してピークを登るとのことだ~その先には前岳が見える~

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私たちはトラバースルートを歩く~先行するkazuさんが大丈夫、と言う~ブッシュがあり歩きづらいが、それほど雪の弱さは感じなかった~だが、人数の多い団体ではガイド判断でリスクを回避するのは当然だろう~

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          ピークからのルートと合流する~

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振り返れば、ワンちゃんのお顔のように見えるのは私だけ?~近くを歩いていたガイドさんに「どうして嘉平与という名が付けられたのでしょうね?」と尋ねてみたら、冒頭に書いた熊捕りの話を聞いたのだった~ヤスノ沢にしろ、あと忘れたけど、沢の名前など、(たぶんマタギの世界の)当時使われていた用語が残っているとのことだった~

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  そして~ムジナ沢の源頭~美しい・・よく聞いていたルートだ~木が大きくなっちゃってね・・とガイドさん曰く~

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          いよいよ早坂尾根のお誘いが・・

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田子倉湖によってその形になったとも言われる所謂「村杉半島」が突き出ている~村杉岳を主峰とするその稜線が際立っている~別のガイドさんの静かな物言いに、忘れていたことを思い出させてくれて私ははっとした~若い時から会津の山々に憧れながら不実行してきたのだから・・~
累々と山波が重なる中に、右奥の黒っぽい燧ケ岳が見え、それを基準に目を移せば会津駒ヶ岳から三岩、窓明、坪入、そして丸山岳~最後は会津朝日~その中には敗退した谷や行きたい谷も刻まれている・・と、指をくわえるしかない展望にため息をつく~

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鬼が面の岩峰が屹立して圧倒する~よくよく見れば、越後駒の前に毛猛や左端に大好きな荒沢岳が翼を広げ、その手前には未丈らしき山容も望める(たぶん)~残雪期ならではの光景だ~

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浅草岳に到着~飯豊がきのうより霞んではいるが大きく見えた~石転沢も教えてもらって確認できた~山座同定を楽しんでから、ゆっくり休憩~きのうの守門をバックにパチリ~

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          田子倉湖をバックに~きょうは登場が多い?

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          それでは、私から行きましょう~粟ヶ岳に向かってGo!~
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          広大な斜面を滑走~
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          気もちいいね~♪

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          ひとり大騒ぎの歓声をあげる~♪
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        振り返れば~おぉ~浅草岳の違う顔を見るようで、気持ちが静かになる・・いいなぁ~
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          とにかく広大~
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          コンパスを合わせてからストックで漕ぐようにして移動する~
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          このあたりは歩くようだ~結構暑くて、顔が照り返しによる日焼けをしているのがわかる~
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          数人のトレースがある~この尾根は最近は滑走する人が少ないようだ~
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手前で、沢に引き込まれそうになり、登り返す~ルートは奥の尾根だと確認して、ここでコーヒータイム♪目の前のブナが心地良い~
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          ブナ林に入り特定した尾根を西に下る~

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          尾根を外さないように気を付けて下る~

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          いよいよ林道に出る~
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        疲れるんだけど・・結構いい感じの光景に慰められる~右沢の雪解けは春の勢いがあるし・・
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          これは橋になっている~
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          しかし、長いなぁ~足がヨレヨレだわさ~途中休憩する~

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          ようやく、ようやく~朝の分岐地点に出る~

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          大自然館前の車はほとんど帰路に着いたのだろう~森閑としていた~




                           沢風に誘われて~ホーム





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この記事へのコメント

  • ikuko

    kimagurebaronさん、コメントをありがとうございます。
    交通費がかかるのでね、欲ばりましたよ。
    守門大岳は往復だと、登ってくる人も多く雪が荒れていました。
    また、守門大岳は西南尾根や中津又岳へのルートも良さそうなので来年も(私の体力があれば)行こう、と話しています。
    守門の後は温泉に入り、仮眠できるお部屋があったので、ゆっくりすることができました。それも体の回復に役立ったかもしれません。
    バロンちゃんの滑走シーンをまた拝見したいです。
    来季に期待しましょう~♪
    2016年04月13日 09:00
  • kimagurebaron

    守門と浅草の連覇とは頑張りましたね!
    守門は今シーズンの課題でしたが、全国的な雪の少なさに諦めてしまっていました。
    でもレポートで見る限り、例年より積雪が少ないとは言え、十分行けそうな感じでしたね。来シーズンこそはバロンとシュプールを刻みたいと思います♪
    2016年04月12日 22:42