湘南平~ウラナミシジミ、ツバメシジミ

2019年9月29日(日)        【9月24日~29日】 ikuko  秋分の日が過ぎたと言うのに、今年は季節の暦があてはまらなくなってきた。さんまは高値で食卓にはのりづらい。また夏日を記録するほどの暑さが続く。それでも湘南平には秋の蝶や花を見ることができた。  ウラナミシジミ。この季節になるとそれを探す目になり、会えればときめく。裏翅は白波が立つようで、橙斑に乗った2個の黒丸がそ…

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秋隣りを感じるころに~湘南平から

2019年9月22日(日)薄曇り ikuko  頂上付近のオトコエシに吸蜜のヒメアカタテハ。久しぶり。ここにはいろいろな蝶が吸蜜に来ていた。  過日の台風15号は大変な被害をもたらして去ったが、湘南平でも倒木や枝の散乱、落ち葉が絨毯のように敷かれて、見上げれば木の葉が少なくなっているのがわかった。その中で、知り合いから聞いて見守っていた花が開いてその美しさにほれぼれした。嬉しかった。 …

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高みを飛翔する黒いアゲハを眺めるばかり~湘南平

2019年9月8日(日)晴れ          【8月27日~9月8日】 ikuko 24節気の白露の初候「草露白し」のころとなった。それでも残暑は厳しい。湘南平では表題のように黒いアゲハ類が、新生なのか忙しそうに素早い動きで飛び交っていたり、吸蜜か、と思うとホバリングしながらで、それもすぐさま移動する。なので撮影はほとんど叶わない。画像はカラスアゲハ。オスの青い表翅が美しい。初めはクサギに…

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残暑お見舞い申し上げます~8月の湘南平から②花編

2019年8月22日(木)くもり         【8月6日~22日】 ikuko  ミズタマソウ。その果実の腺毛に露がついたさまを水玉に見立てた、と言われる。久しぶりで嬉しかった。以前、画像に写るアリのようになりたいと書いたことがある。その時の高揚感を思い出してまたしばらくそのようすを見ていた。  以下、朝日新聞「天声人語」(2012年8月19日)から『・・・向田邦子さんのエッセーが脳裏…

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残暑お見舞い申し上げます~8月の湘南平から①蝶編

2019年8月22日(木)くもり         【8月6日~22日】 ikuko  「8月や6日9日15日」(詠み人多数)と詠まれ、頭を垂れた日々が過ぎた。すでに立秋の末候の頃となり、朝夕は秋隣を感じるほどだが、日中はまだ猛暑の勢い。トレーニングがてら歩いている湘南平もそれにもれず、蝉しぐれのシャワーを浴びながら汗を流す。常連さんたちとも会話が増え、キアゲハ幼虫がシシウドに多数いると教えら…

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7月の蝶~湘南平

2019年7月30日(火)はれ         【7月9日~30日】 ikuko   正面顔のキアゲハ。浅間山を訪れるたびに旋回して出迎えてくれる。きょうはゆっくりとモデルになってくれた。口吻を丸めてホーッとしているかのようにも見えて微笑ましい。  今年は夏を迎える入口で混迷を見せる天候だ。関東の27,8日の土日は各地の花火大会予定地では台風6号の影響で苦労されたようだ。昨年より1か月遅い…

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湘南平~梅雨の晴れ間を歩く

2019年7月5日    【6月16日~7月5日】 ikuko カラスアゲハのオス。表翅は青く光り、見るものを魅了する。サンゴジュの花に行き交いホバリングしながら吸蜜していた。しばらくその行動にみとれる。 山滴る季節ももうすぐ。時には夏の陽ざしや雨風を感じながら、また空にこだまする野鳥の囀りシャワーを浴びながら歩いた湘南平から伝えます。 オオミドリシジミのメス …

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オオミドリシジミ群舞は?~湘南平

2019年6月12日(水)くもり               【6月6日~12日】 ikuko  オオミドリシジミの交尾は初見。珍しいと上村さんにも言われた。6日に撮影。5日の群舞観察会が雨のため中止になり、翌日に一人でやってきた。3組の撮影者がいて、その中の人が見つけてくれた。(千葉から毎年来ている人がいる)下の方に移動してくれたがメスとオスは離れることはなかった。貴重ではないかと興奮した…

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「小満」の頃に歩く~湘南平

2019年6月4日(火)               【5月22日~6月4日】 ikuko  ゼフィルスの一つ、待ちかねたオオミドリシジミ。美しく光る青緑の翅を広げるのはオス。地獄沢周辺で出会い、興奮した。下段はメス。最下段は浅間山で出会ったオス。浅間山での早朝、卍巴行動の乱舞(オスのテリトリー争い)は有名になっていて、ここ数年出かけているので、その兆候を見られて良かった。  タイトルの2…

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立夏に歩く~湘南平(アカボシゴマダラ羽化直後、他蝶と花)

2019年5月17日(金)はれ               【5月4日~17日】 ikuko  カツラの林が色濃くなってその緑のシャワーを浴びる。今が一年で一番過ごしやすい季節ではないだろうか。「タツナミソウが咲きましたねぇ・・」等と常連さんの声が聞こえる。繰り返される命の営み。また咲いてくれたね・・内心でつぶやきながらその中を歩く。アサギマダラ、そして翌日にはアカボシゴマダラの羽化に立ち会…

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アサギマダラ羽化~湘南平

2019年5月15日(水)くもり ikuko  きょうの10時半ごろ、羽化したばかりのアサギマダラ(メス)に会えた。しっとりとした翅を乾かしているのだった。4月15日に蛹になったのを確認してからちょうど1か月。歩くたびに立ち寄っては親心を抱いてハラハラと見守った。今までは幼虫を確認してもそれ以後いなくなってしまうことばかりだったからだ。今回1頭だけだったが、無事に育ってくれてほんとによかった…

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目に青葉~湘南平

2019年5月1日(水)くもり              【4月14日~5月1日】 ikuko  ハンショウヅルの一輪が開いた。春から初夏へと移り行く季節だが、4月末には西丹沢でも降雪があるほど寒い日が続いた。そのためか今年は昨年に比べて花の開くのが、遅く感じる。昨年が早かったからね。桜が舞い散ったあとは新緑が目に優しい。蝶の飛翔も見られるようになってきた。ただ、頂上付近は草刈りにより丸坊主…

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は・は・春だね~湘南平

2019年4月1日(月)晴れのち曇りのち小雨 ikuko  ニリンソウの群生地に行ってみた。北斜面なので、朝の内は陽が射しにくい。それでも一部陽の当たる場所をズームアップして撮る。踏み込むことはままならない。午後の陽ざしを浴びれば花開いて4~50m四方に渡るお花畑は壮観だろう。だがきょうは昼過ぎには予報通り小雨のちらつく天気となり諦めて下山した。  ヤマザクラは見頃で、はらはらと花びらの散…

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湘南平~ヤマザクラ咲き、クロコノマチョウを見る

2019年3月22日(金)晴れ時々曇り ikuko  ヤマザクラかなぁ~。頂上で満開だった。麓から見た高麗丘陵は淡い山桜の色が点在して春本番の近いことを感じさせてくれた。  下りの道では、樹液プンプンの古木にクロコノマチョウが吸蜜しているのを見た。今までもあまり観察できなかったので、ラッキーだった。きょうは茅ヶ崎でも5月の陽気となり、10種の成虫蝶を観察できた。野の花が咲き始め、蝶も喜んで…

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湘南平~ベニシジミ

2019年3月20日(水)はれ ikuko  ベニシジミは今年の初見。好きなので嬉しい。トウダイグサにとまる。  きょうは暖かな日になり、10種類もの成虫蝶を見た。みな元気で、なかなか撮影させてもらえない。それでも、6種類の蝶を撮影できた。やはり蝶は明るい陽射しが似合う。春を謳歌するようにして飛翔しているのを見るにつけ心弾んだ。                     クサイチゴにベ…

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湘南平~アゲハが舞う!

2019年3月18日(月)はれ ikuko  まさか・・と思った。ここはどこ?そう浅間山に現れたのは新生の(ナミ)アゲハだった。ちょうど居合わせた常連さんも驚いて嬉しそうだった。きょうはすっかり春うらら・・。それで飛翔とあいまったのか・・。上村さんから三浦で何日か前に初認された、と聞いた。これも温暖化の影響だと思う。  新聞報道による、とスウェーデンの高校生がたった一人で始めた「地球温暖化…

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うぐいすの初鳴きを聴く~湘南平から

2019年3月12日(火)はれ ikuko  今年初見のヒオドシチョウ。平塚の吉沢地域で回遊さんが9日に初見して情報をもらっていた。まさか私も会えるとは思ってもいなかったので、ちょっと興奮した。私は経験が浅いので前回は越冬蝶の傷んだ状態しか見たことがない。なので新鮮なのにも驚いた。そして、やってきたキタテハを執拗に追いかけまわしていた。テリトリー争いのようだ。そのさまを見られるのも醍醐味だっ…

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春めいたり冴え返ったり~湘南平から

2019年3月2日(土)晴れのち曇り          【1月25日~3月2日】 ikuko  ヨゴレネコノメソウが赤い雄しべを秘めて現れ始めた。きょうは地獄沢コースからネコノメソウの様子を見に来た。まだそれは蕾のようすだが、その赤がちらりと覗いて嬉しくなる。  浅春を感じるようになってきた。それでも、春が近づく三寒四温の時期のこと、まだ寒さがぶり返す日もあった。そして、足早に芽月と呼ばれ…

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冬ごもりの季節に野鳥のさえずりが響く~湘南平から

2019年1月22日(火)はれ                【1月1日~22日】 ikuko  透き通る声が聞こえたと思ってレンズを向けると、それはメジロだった。不意を突かれた感じがした。暖かな陽ざしの中で桜の吸蜜をするイメージを持っていたからだ。林で縦横に飛び交っていた。そのさえずりはいつまでも聞いていたいと思わせてくれる、愛くるしい幼子のようなおしゃべりに終始してその美しさに聞きほれた…

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あけましておめでとうございます~湘南平から

2019年1月1日(火)はれ ikuko  お正月に湘南平を歩いた。展望台から望む南南西の方向から北北西を経て北に至る山並みの山座同定をしてみた。稚拙な構成でお見苦しいがお許し願いたい。(参考:「湘南平からの展望図」)  今年もマイペースで書いていきます。どうぞよろしくお願いいたします。                     29日の記事と同じものです      …

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年の瀬に枯蔓を見ながら歩く~湘南平から

2018年12月29日(土)               【12月15日~29日】         ikuko  クリスマス寒波、年末寒波と続き雪国の降雪ニュースが毎日のように流れている。申し訳ないようだが、湘南地域は同じ日本とは思えない乾燥が続く。  きょうは都合により午後歩いてきた。頂上の展望台からは富士山を中心にした相模湾から伊豆半島、真鶴半島、箱根の山々、そして丹沢山塊、大山への稜…

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雪の便りが届くころ~湘南平から

2018年12月8日(土)くもり ikuko  ムラサキツバメの成虫越冬の季節になった。集団で寄り添って仮眠する。神社のマテバシイには2頭が見られた。  きょう8日は冬型の気圧配置となり、「新潟、仙台、長野など各地で初雪を観測した」(「列島冷えた遅めの初雪」朝日新聞12月9日)という。暖冬、と思ったら湘南平でも平年並みの寒さになり、からだをちぢこませながら歩く。  今年の稜線の紅葉はタイ…

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湘南平~立冬を迎えて

2018年11月13日(火)              【11月5日~13日】 ikuko  湘南平散策路には見るべき花々は少なくなり、蝶の姿も数が減ってきた。その中で仲間内では「樹液レストラン」と呼ぶコナラ樹液に集うルリタテハがよく見られるようになり、陽を浴びるとその表翅の輝くさまが美しい。また頂上付近では陽ざしがあればまだ野原のコセンダングサやアザミ等に吸蜜にいそしむその姿が見られる。成…

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蝶観察会~湘南平

2018年10月31日(水)はれ 上村、回遊、ikuko、他4名  今季、湘南平では初見のアカタテハ。嬉しかった。  きょうは上村さんが湘南平で観察会をやってくれるという。曇りの日にはほとんど見られないので心配したが、杞憂に終わった。暑いくらいの陽ざしのある頂上付近は、10年観察している人が見たことがないと言うほどヤマトシジミが多数その秋晴れを謳歌していた。さらに珍しいクロコノマやルリタテ…

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台風のあとを歩く~秋の蝶が眩しい、湘南平から

2018年10月15日(月)曇り時々晴れ ikuko  台風24号は9月30日に湘南平でも大きな被害をもたらし、樹木を倒したり枝葉を散乱させたりしていった。平塚市の対応はいつになく迅速に行われ、通れなかった場所をすっきりしてくれたり、倒木を片付けたりしてくれた。12日には湘南の森も協力した。私は台風一過の10月1日に車で国道1号線を走って向かったところ大渋滞にはまり、その日は歩くことができな…

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中秋に歩く~湘南平から②キタテハ

2018年9月24日(月)はれ ikuko  ヒヨドリバナにやってきたキタテハ。秋型のオス。今季、ここでは初めてなので斜面を登って追いかけた。  いつの間にか空が高くなって鰯雲が華やかに見えるころとなった。きょうは①で紹介できなかったキタテハの姿を紹介します。                          沢風に誘われて~ホーム…

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中秋に歩く~湘南平から①秋の蝶舞い始め

2018年9月24日(月)はれ             【9月1日~24日】 ikuko  羽化したてのアカボシゴマダラ。羽化するところを見たかったなぁ・・。いつものエノキ稚樹で幼虫や蛹を探していたら発見した。翅を乾かしているのかじっとしていた。親ごころが湧いてしばらく見守っていた・・。  振り返れば9月初めには台風21号が猛威をふるって関西では大被害を受けた。さらに続けて6日には震度7と…

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残暑お見舞い申し上げます~湘南平から

2018年8月28日(火)はれ             【8月15日~28日】 ikuko  クヌギの樹液ポイントに良く現れるサトキマダラヒカゲ。   8月も終わりに近づいた。24節気の立秋が過ぎ、そして23日から白露を迎える9月8日頃まで処暑の日々が続く。とは言っても相変わらずの猛暑である。それでも朝夕に冷たい風が通れば次の季節に想いを馳せることのできる頃となってきた。湘南平の林では蜩の…

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林に響く蝉しぐれ~湘南平

2018年7月26日(木)             【7月22日~26日】 ikuko  蝉しぐれが炎暑に合わせるかのように大気を震わせる頃となった。抜け殻はそこかしこにぶら下がっている。25日にはアブラゼミと思われる羽化直後らしい姿に出会った。青緑の羽が透き通って美しい。残り少ない日々を次世代のために生き生きと過ごしていくのだろう。そんなことを思いながら歩いた湘南平から伝えます。  …

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夏蝶は高く飛ぶ~湘南平から

2018年7月11日(水)           【6月27日~7月11日】 ikuko  高みを飛翔してなかなかその姿を近くでみせてくれないアオスジアゲハがようやく目の高さに現れた。  関東地方では6月29日に梅雨が開けて暑い日が続く。それなのに七夕を跨いでの西日本豪雨は未曾有の大災害をもたらした。ただオロオロするばかりだ。心からのお見舞いを申し上げたい。  それでも歩いた湘南平から伝え…

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