花咲き始めに出会える~湘南平

2021年4月16日(金)はれ          【5日~16日】 ikuko  トップ画像は大好きなカマツカ花の咲き始め。丹沢で見たその可憐な花びらに埋め尽くされた光景は忘れがたい。(その記事リンク) 週に4日程度歩くようになり、この季節に咲き始めの花に会えるのが嬉しい。  今は24節気の「清明」のころ。(すべてのものが清らかで生き生きとするころのこと。文・白井明大)マスクをして歩か…

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若青葉の輝くころ~湘南平

2021年4月2日(金)はれ          【3月22日~4月2日】 ikuko  「桜月」も過ぎ、4月は卯月に入った。きょうも歩けば日毎にその葉の膨らむのがわかり、それが陽に輝いて春風にゆらゆらしている。浅緑のシャワーを浴びて深呼吸する。  この頃は希少種の場所を教えてもらい探索しながら歩くのも楽しくなってきた。ところが、ある希少種がナラ枯れ伐採木の下敷きになったのを見つけた。作業員…

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コブシ咲く夢虫飛んで春が来た~湘南平

2021年3月19日(金)はれ          【3月9日~19日】 ikuko  トップ画像は花水広場のコブシの花。  「蝶のことを昔の人は「夢虫」や「夢見鳥」と呼んでいた。荘子の「胡蝶の夢」に由来するそうだ。蝶になる夢を見たけれど本当の私は蝶で、いま人間になっている夢を見ているだけではないか、という話。」(「日本の七十二候を楽しむ・白井明大」から)  へぇ~そうなんだ、嬉しいな、ち…

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初音聴くユリワサビ谷を飾りキブシ揺れてスミレ咲く~湘南平

2021年3月5日(金)          【2月22日~3月5日】 ikuko  きょうは、24節気の「啓蟄」。冬ごもりの生き物たちが目覚めるころとされる。3月はまた「芽月」と呼ばれ、この頃は木や草の新芽、花芽の伸びる音がツンツンと聞こえるかのようで、その道を歩けば口角も上がる。  2月22日には「春告げ鳥」とも言われるウグイスの声を聴いた。そのあたりの大気だけは温かく感じられ胸弾ませて…

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ふくふくと腹を見せおりヒレンジャク~湘南平

2021年3月2日(火)          【2月23日~3月2日】 ikuko  きょうは雨予報のため歩いている人はほとんどいない。林に来ればレンジャク追っかけの人は誰もいない。ザックをおろして一息ついていると頭上から鈴をころがすような軽やかな音色と笛をピーリリと優しく吹いているような鳴き声が降って来た。見上げればレンジャクの集団が梢に止まっているではないか。これって私の独り占め?そのうち…

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目がまわりそうな三寒四温~湘南平は春浅し

2021年2月19日(金)はれ          【2月2日~19日】 ikuko  2月はお目当てが少ないが、それでも白梅にメジロが来ればカメラを向けるのが忙しい。そして、その白梅の香りが馥郁とあたりに漂うそれを身に纏うかのようでゆったりとした気分にもさせてくれる。さらには他の野鳥の囀りも微笑ましくその樹間や空を見上げては追いかけている。  この頃はまるでジェットコースターにでも乗ってい…

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湘南平の南面を歩く②

2021年2月11日(木)はれ ikuko  10数年前に連れていってもらったことのあるトップ画像の布袋様。当時は何も知らず(聞いたかもしれないケド忘れてる)ナゼココニ?というドッキリ感と同時にほんわかとしたものを感じた。そのことを思い出し、訪ねてみることにした。(作ったのは安田善次郎さんと言う実業家とわかった。補足は後出の布袋様の画像に書きます。)常連さんに話すと勝手知ったる大磯のお二人が…

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湘南平の南面を歩く①

2021年2月9日(火)はれ ikuko  今回は稜線歩きを離れて、以前歩いたことのあるルートにいくつか目的を持ってトレースしてみた。ほとんど人に会うこともなく、10数年ぶりなので少しワクワクしながら静かな道を楽しむことができた。また、曇りの日には気づかなかった高田公園から見える富士山のことを善兵衛さんから聞いたので晴れたきょう、再度歩けばその白い姿はくっきりと青空に線を描いて美しかった。大…

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メジロが鳴く~湘南平

2021年1月29日(金)はれ ikuko  前日は寒くて展望台のスタッフさんに「寒いですね」と声をかけられ「寒いですねぇ」と返した。そんなことがほんわかするのだった。  うってかわってきょうは暖かくなり、小春空が抜けるように広がった。頂上の河津桜で待っていると、聞こえてきた、きた、きたっ!まるで幼子のおしゃべりのような鳴き声に思わず頬がゆるむ。メジロが2羽。花蜜をついばむ時ひっくり返り、…

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冬富士~湘南平から(記事少し追加しました)

2021年1月25日(月)はれ ikuko  南岸低気圧が通り、茅ヶ崎では昨日の冷たい雨が富士山ではみごとな雪化粧となった。首都圏でも大雪予報があったが、それほどでもなかったらしい。交通に多大なる影響があるから、まずはよかった。富士山の姿はでも、これでなくちゃ。きょうはこの撮影目的に展望地に上がった。冷たい風が強くて、腕を固定するのに大変。まるで山にいるような楽しさがあった。三脚を構えてじっ…

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葉痕探しに余念なく~湘南平

2021年1月22日(金)          【15日~22日】 ikuko  タイトルとトップ画像が合わないんだけどご容赦を。  画像はモクレイシ果実。たわわにつけられ果皮を脱いで鮮やかな仮種子を見せているのがこの季節に目をひく。こんなにたくさんの果実をつけた木は初めて見た。思えばここで初めてその名を知ったのは8年近く前。ここが北限で有名ですよ、とその木を探している人に出会った。(その頃…

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蝉氷割る声響き冬深し~湘南平

2021年1月11日(月)くもり     【1月4日~11日】 ikuko  珍しく頂上近くの「硯水の池」に薄氷が張り、連休最後のきょうは子どもたちが賑やかにそれを割って笑い合っていた。いいね。そんなふうにあどけなく笑いあえるのって最高よ。いつまでも忘れないでいて欲しい。  寒の入りになった。きょうは特に寒い!と縮こまっていたら冒頭のシーンに出会った。微笑ましかった。自分自身はどうだろう・…

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初空を仰ぐ~湘南平

2021年1月1日(金)はれ ikuko  初空にうかみし富士の美(う)まし国   高浜虚子  「初空」と言う言葉は俳句歳時記で知った。この清々しい季語を調べるうち、トップの画像に合わせるかのような冒頭の美しい俳句が気になり、書いてみた。虚子はこの句を真珠湾攻撃の翌年に作ったという。どのような胸中だったのか。その当時を想像するも私には叶わないことだ。それでも日本には美しい富士山のあることで…

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綿毛をつける野草~紅蓮の紅葉は見おさめに~湘南平から

12月22日(火)はれ          【12月12日~22日】 ikuko  ベートーヴェンの交響曲「第九」が聴覚障害であった彼の心の中で響いていたように、私の胸の中でもその「第四楽章」がこだまして広がった気がした。折しも今年の12月は彼の生誕250周年だという。  ここは18日の女坂男坂合流点。今年はあたり年なんだろうか。とても華やいで見える。昨年はそれほどでもなかったと聞いた。樹下…

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華やかな賑わいと静かさが同居する~湘南平

2020年12月10日(木)         【11月27日~12月10日】 ikuko  稜線の坂道に立つイロハモミジの樹下に入り撮るが、その光が織りなす色合いをうまく捉えることができない。見た目はほんとに美しく輝くばかりなのに。  12月に入った。7日は24節気の「大雪」だったが真冬と言う感じはしない。それでも冬枯れの様相が増してきた湘南平にも紅葉の季節が訪れている。しばし眺めていると…

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季節は移ろい晩秋に~湘南平から

2020年11月24日(火)        【11月6日~24日】 ikuko  晩秋とは言っても夏日と思われる日もあり、アゲハが舞ってその遅い記録を更新している。そんな中でも地獄沢コースに入れば山茶花ロードの開花が始まっていた。昨年のこの季節には歩けなかったことを思えば、とても明るく見えて新鮮、かつ感慨深かった。  毎年の繰り返しながら、季節を告げる生きものたちの暦を届けます。 …

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湘南平はヤマトシジミの宝庫

2020年11月2日(月)はれ      【10月20日~11月2日】 ikuko  ヤマトシジミの表翅が最近美しい、と感じる。その数は特に頂上付近に多く、歩く先先で私の足にまとわりつくかのようにして忙しそうに翅を動かしている。ヤマトか・・と今までいい加減に見ていたこともあり差別しちゃっていたのかも。反省。  秋の蝶はあいかわらずテリトリー争いや吸蜜に余念がなく、それらを横目で見ながらヤマ…

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短い秋は早くも深まり~湘南平

2020年10月18日(火)          【10月5日~18日】 ikuko  昨日の冷たい雨は富士山では雪化粧となり、帽子を被っている。車での走行中に気づき胸透いた。季節は確実に進んでいる。撮影は頂上から。  2枚目画像は5日の大山方面。いつものように頂上に車を置いて歩き始めたら北側の白いガスに気づいた。そういえばテレビの天気予報で「秋は霧の季節」と言っていたっけ。画像は見た目のよ…

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湘南平~アサギマダラ、ゴマダラチョウ、ミドリヒョウモンのメスに遭う!

2020年9月30日(水)晴れ 上村さん、回遊さん、kさん、ikuko  アサギマダラはその名を示すような淡い浅黄色の翅が透け、相手を写して美しい。  きょうは、上村さんが湘南平で観察会をやるというので参加した。三密を避けるため少人数だ。 この日は観察日和で、トップのアサギマダラを初め、今季初や全く初めての蝶4種に遭遇できてハッピーだった。特に午後は陽の当たる場所に蝶の楽園のように何種も…

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湘南平にミドリヒョウモン!

2020年9月22日(火)秋分の日・晴れ時々曇り     【9月1日~22日】 ikuko  表題のように17日に頂上近くのオトコエシにキタテハ目的で行ってみたら、ちょうど吸蜜に来ていたミドリヒョウモンに遭った。それも2頭。びっくりだ。夢中でカメラを向けた。ちょっと翅が傷んでいる。高原で見てきたので、湘南平とは違う世界に私をいざなってくれた気がした。  ここに生息しているかはわからないが上…

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湘南平~8年目背を割りこずえに蝉しぐれ

2020年8月26日(水)はれ        【8月18日・23日・26日】 ikuko   トップ写真はタイトルの空蝉にマユタテアカネが止まっているところ。まるで訪問しに来たかのように。こんなことが愛おしい。  たまには歩かないと・・と出かけるが、暑くて暑くて。頂上に車を置いての高麗山往復とする。  26日は4人の観察会で、麓から往復、午後も歩いた。上村さんと、回遊さんは元気で日向でも…

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湘南平、お気に入りの林で目を閉じる~8月9日11時2分

2020年8月9日(日)はれ ikuko  きょうはお気に入りの林で黙とうした。  私は以前「被爆者国際署名」を集めていた。ただそれだけだったけど・・。なんだかここ数年は祈りの夏に湘南平で一人で目を閉じたくなり、想像する。被爆者の手記を朗読する活動をしている吉永小百合や「父と暮らせば」を書いた井上ひさしがどれだけ被爆者の手記を読み込んでいたことか、とか「この子たちの夏」の朗読をやっていた地…

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8月6日8時15分。合掌。~湘南平にて

2020年8月6日(木)はれ       【7月16日26日・8月6日】 ikuko きょうは、少し早めに行く。ヤマユリが西の方を向いていた。8時15分。合掌する。 「広島への原爆投下から75年の節目となる『原爆の日』を迎えた。・・今年は『ひろしま平和の歌』を高校生4人で、被爆ピアノの演奏と歌唱で披露した。・・弾きての平賀さんは「平和の世界を願う思いを届けたいと言う思いで弾いた。すてきな歌…

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小暑の候、湘南平~そして、6月23日は沖縄慰霊の日だった

2020年7月13日(月)   【6月21日~7月13日】 ikuko  ようやく撮らせてもらえたモンキチョウ。7月になると高麗神社にボタンクサギが咲く。そこにアゲハ類が吸蜜に来るので狙っていた。帰り際、小雨が降る中でも一生懸命に命を繋いでいるかのようだった。 この頃は雨や私事でなかなか歩くことができない。きょう、久しぶりに歩いたらやけにつかれた。筋トレはさぼり気味だし、年かなぁ・・ 暑…

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湘南平~ゼフイルスの季節②~アカシジミ、オオミドリシジミ

2020年6月7日(日)曇りのち晴れ ikuko  きょうは、上村さんと回遊さんと浅間山にご一緒した。この時も2日と同じくらいのオオミドリシジミが舞っていたが、陽光の射し方によってはその色合いや輝きが違って見える。  さらに、そこで会った人たちに移動場所でアカシジミのいることを教えてもらい、2年ぶりの貴重な出会いに興奮した。きょうの目的でもあったので、叶って嬉しかった。そのお二人は鳥を…

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湘南平~ゼフィルスの季節①~ウラゴマダラシジミ、オオミドリシジミ

2020年6月2日(火)          【5月8日~6月2日】 ikuko  5月26日に遭遇したウラゴマダラシジミ。ゼフィルスの季節になり、仲間が情報を寄せてくれる。その中で出会った。ラッキーだった。  また様々な理由で湘南平のアップができず、ようやく書くことができた。画像がたまって①と②に分けた。 表題のオオミドリシジミは早朝に通い始めた3年前には100頭規模での卍巴行動が見…

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湘南平~春~シンボルスカの詩

2020年4月26日(日)はれ ikuko 「五風十雨」(ごふうじゅうう)とは、五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降るような順調な天気のことをいう。「日本の七十二候を楽しむ」(白井明大著)から。 今はちょうどその時期。そこから転じて世の中が平穏無事と言う意味もあるそうだ。 だが、4月7日に緊急事態宣言が出されてからというもの、全くその意味とは裏腹な季節となった。「今その外出は必要ですか?…

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再び湘南平へ

2020年3月28日(土) ikuko 様々な事情から休んでいましたが、ようやく湘南平を歩くことができるようになり、気が向いたら書いていこうかと思うようになりました。 残念ですが、今は少なくとも山は歩くことができません。 思えば昨年の10月から同時多発で身の上に起こった事どもが少し落ち着いたと思ったら、さらなる試練が・・。人間、だからこそ元気にならざるを得なくなるもんだと奮い立たせていま…

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湘南平~ウラナミシジミ、ツバメシジミ

2019年9月29日(日)        【9月24日~29日】 ikuko  秋分の日が過ぎたと言うのに、今年は季節の暦があてはまらなくなってきた。さんまは高値で食卓にはのりづらい。また夏日を記録するほどの暑さが続く。それでも湘南平には秋の蝶や花を見ることができた。  ウラナミシジミ。この季節になるとそれを探す目になり、会えればときめく。裏翅は白波が立つようで、橙斑に乗った2個の黒丸がそ…

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秋隣りを感じるころに~湘南平から

2019年9月22日(日)薄曇り ikuko  頂上付近のオトコエシに吸蜜のヒメアカタテハ。久しぶり。ここにはいろいろな蝶が吸蜜に来ていた。  過日の台風15号は大変な被害をもたらして去ったが、湘南平でも倒木や枝の散乱、落ち葉が絨毯のように敷かれて、見上げれば木の葉が少なくなっているのがわかった。その中で、知り合いから聞いて見守っていた花が開いてその美しさにほれぼれした。嬉しかった。 …

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