ikuko
きょうは、24節気の「啓蟄」。冬ごもりの生き物たちが目覚めるころとされる。3月はまた「芽月」と呼ばれ、この頃は木や草の新芽、花芽の伸びる音がツンツンと聞こえるかのようで、その道を歩けば口角も上がる。
2月22日には「春告げ鳥」とも言われるウグイスの声を聴いた。そのあたりの大気だけは温かく感じられ胸弾ませてくれたものだ。
きょうも歩けば表題の花々が目を引くようになり、これからの季節に想いを馳せることができた。
花すみれ咲いたねと声交わせばぽっ~タチツボスミレ咲く

ユリワサビが谷沿いの道を埋める

キブシが笄(かんざし)のよう・・

雌雄異株でこれは雄株

【2月22日】
越冬蝶のテングチョウがやって来た~暖かな日に飛び出る

繰り返しとはいえ嬉しいキタテハも

ウラギンシジミだって嬉しいよ

いつもの場所に小さな小さなヤマネコノメソウ

この場所では初めてのシマテンナンショウ~へぇ・・だった

モクレイシ果実が雌花を照らしているかのよう

ぼんぼりのような雄花を見つけた

「大漁桜」ではないかな?


【2月23日】
パタパタと翅音させて手乗りするヒオドシチョウ~浅間山に住んでいる越冬蝶

裏翅は渋い

頂上では新生のベニシジミ~ふと戻った斜面で出会う~この頃は蝶仲間からの新生蝶情報も届く


この頃コゲラのコンコンと枝をつつく音が良く聞こえる

【3月1日】
ヒメウズ咲き始め

ムラサキカタバミ見っけ

ホトケノザの野にツグミが・・何を考えているんだろう、って思わせてしまうね

【3月2日】
イロハモミジの花咲き始め~強風でままならず~その新葉はあちこちで赤黄に輝く

ツツピーツツピー♪とシジュウカラ

【3月4日】
紅き道そろりと歩く落椿

藪椿があちこちでたくさんの大木を華やかにし始めた

タブノキ根元に毎年楽しませてくれる~もうすぐだね、待っているよ

そのタブノキを飾る

頂上にハナニラが咲いているのを教えてもらった~園芸用なれどよく見れば美しい

【3月5日】
待ちかねたよ~ヨゴレネコノメ

赤い葯がツンツンと背を延ばす

頂上に上がればツグミが背を向けていた~5月頃帰ると言う渡り鳥

ジョウビタキも3月頃には北へ帰るという~淋しくなるね


楽しませてくれるね~もうすぐお別れ・・ありがとう☆

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